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千歳水族館の所要時間は?見どころを余すところなくレビューします

千歳水族館の所要時間は?見どころを余すところなくレビューします

2024年11月、サケのふるさと 千歳水族館に遊びに行ってきました。

約60枚の画像を元にレビューします。

かおる

個人的に水族館は料金が高いイメージを持っていますが、千歳水族館はリーズナブルな料金で入館でき、見応えも充分です!

※撮影許可を得て撮影しています。

千歳水族館のアクセス方法・営業時間・駐車場情報

千歳水族館のアクセス方法

住所〒066-0028 北海道千歳市花園2丁目312
通常営業時間9:00〜17:00
冬期時短営業10:00〜16:00
電話番号0123-42-3001
駐車場道の駅「サーモンパーク千歳」と共用

千歳水族館は札幌から車で約60分、新千歳空港から車で約15分、JR千歳駅から徒歩約15分でアクセスできます。

駐車場は道の駅「サーモンパーク千歳」と共用で、普通車222台、身障者用6台、大型車12台を駐車できます。

Googleに「千歳水族館 ランチ」というサジェストが表示されていますが、千歳水族館の館内にはレストランやフードコードはありません。

食事・ランチは道の駅「サーモンパーク千歳」で済ませましょう。

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千歳水族館の料金が安すぎた

千歳水族館の通常料金は以下の通り。

千歳水族館の料金
大人800円
高校生500円
小・中学生300円
乳幼児無料

執筆時点の税込料金
※高校生料金を利用する方は学生証を提示してください

水族館としては料金がめちゃくちゃ安いです。

近隣の水族館と比較すると一目瞭然。

他の水族館との料金比較
千歳水族館800円
サンピアザ水族館1,200円
AOAO SAPPORO2,200円
おたる水族館1,300円
登別マリンパークニクス3,000円

執筆時点の大人1名の税込料金

もちろん、立地・規模・飼育している生き物に違いがあるため、一概に比較することは難しいですが、千歳水族館の料金は一際安く設定されていることは間違いありません。

千歳水族館の支払い方法

キャッシュレス決済もOK

料金は入口の窓口で支払います。

現金、クレジットカード、PayPay、au Pay、メルペイ、楽天ペイなど豊富な支払い方法から選択できます。

千歳水族館の割引・クーポン情報

優待券(クーポン)や特定の会員証を提示すれば、割引料金で入館できます。

優待券

先日、しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌に宿泊した際、支笏湖ビジターセンターにお邪魔しました。

館内の写真を見て回っていたところ、スタッフさんに千歳水族館のパンプレットをいただきました。

千歳水族館のクーポン・割引・優待券

パンフレットの中に優待券あり

パンフレットには千歳水族館の優待券(割引クーポン)が付いていて、窓口で提示すると割引料金で入館できます。

優待券の割引額
大人800円→600円
高校生500円→400円
小・中学生300円→200円

執筆時点の税込料金

優待券1枚で5名まで優待料金で千歳水族館に入館できます。

かおる

近隣の観光地で優待券が配布されていないかチェックした方がいいですね。

団体料金

10名以上の団体で訪れると団体料金が適用されます。

団体料金
大人800円→600円
高校生500円→400円
小・中学生300円→200円

執筆時点の税込料金

JAF優待割引

窓口でJAFカードを提示すると、団体料金が適用されます(5名まで)

年間パスポート割引

提携動物園・水族館の年間パスポートを提示すると、団体料金が適用されます(提示した本人のみ)

道新ぶんぶんクラブ優待割引

道新ぶんぶんクラブ会員の方が1人でもいれば、1グループ全員に団体料金が適用されます。

かおる

道新ぶんぶんクラブは無料会員サービスです。
加盟店で会員証を提示するとお得なサービスを受けられます。

千歳水族館の所要時間・滞在時間

千歳水族館の所要時間(滞在時間)は約30分〜60分程度です。

私はじっくり見つつブログ掲載用の写真を撮りながら回ったので、90分近く滞在させてもらいました。

後述でもご紹介していますが、館内にはベンチが設置されたエリアもありますし、水中観察ゾーンには自動販売機もありますので、休憩を挟みつつ回れば2時間以上滞在することも可能です。

営業時間内であれば何時間滞在してもOKですので、じっくり見て回りましょう!

かおる

平日午前11時頃にお邪魔しましたが、観光客で混雑しごった返す道の駅サーモンパークとは対照的に、千歳水族館は空いていて落ち着いて回ることができました。
近隣のおすすめスポット

千歳水族館をレビュー!見どころを全てご紹介します!

各エリア別に千歳水族館の見どころをご紹介します。

かおる

千歳水族館はB2、B1、1F、2Fの4階構造+屋外のインディアン水車を観察できます。

サーモンゾーン(1F)

千歳水族館サーモンゾーン1

入口を抜けると「おぉ〜、いきなり水槽が…」と思いましたが、こちらは水槽を模したモニターでしたw

千歳水族館サーモンゾーン2

30周年を記念するプロジェクションマッピングを見ながら奥に進むと、

千歳水族館サーモンゾーン3

3つの大水槽が並ぶサーモンゾーンに出ます。

こちらの水槽は深さ5m、水量約300トンの北海道最大の淡水水槽。

千歳水族館サーモンゾーン4

サクラマス、ギンザケ、イトウ、ブラウントラウト、チョウザメが悠々と泳ぐ姿を観察できます。

千歳水族館サーモンゾーン8

千歳水族館サーモンゾーン7

千歳水族館サーモンゾーン9

千歳水族館サーモンゾーン10

千歳水族館サーモンゾーン12

千歳水族館サーモンゾーン11

千歳水族館サーモンゾーン5

千歳水族館サーモンゾーン6

巨大なチョウザメが泳ぐ姿は圧巻。

大迫力で、見ていると少し怖くなってくるレベルですw

照明が暗いため、明るい水槽だけが浮き上がって見える幻想的な空間でした。

かおる

サーモンゾーンと後述の水中観察ゾーンが千歳水族館の最大の見どころと言えるでしょう。

支笏湖ゾーン(1F)

千歳水族館の支笏湖ゾーン1

苔の洞門のジオラマを抜けると、支笏湖ゾーンに出ます。

ここには直径7.2mの円柱の巨大水槽が設置されています。

支笏湖ブルーを表現した水中景観を再現していて、ヒメマス、アメマス、イトヨ、ヌマチチブ、スジエビなどを観察できます。

千歳水族館の支笏湖ゾーン4

千歳水族館の支笏湖ゾーン2

千歳水族館の支笏湖ゾーン5

千歳水族館の支笏湖ゾーン3

支笏湖の中を遊泳する疑似体験を楽しめました。

体験ゾーン(1F)

千歳水族館の体験ゾーン1

お次は体験ゾーンです。

千歳水族館の体験ゾーン2

体験ゾーンの入口すぐ前には、サケを再現した模型があり、手に持って重さを体験できます(ずっしり!)

千歳水族館の体験ゾーン3

大きなアクリル水槽の中をチョウザメの赤ちゃんやウグイの仲間が泳いでいます。

アートのように美しい水槽と魚達のコラボレーション。

千歳水族館の体験ゾーン4

ここでは水槽に手を入れて魚を触ることができます。

備え付けのテレビで説明VTRが流れていて、「手をグーにすると魚が近寄ってきます」と説明していたので、実際にやってみたところ、

千歳水族館の体験ゾーン5

1匹も寄ってこないし、何なら避けられてるw(サケだけに)

何かコツがあるのかもしれませんw

千歳水族館の体験ゾーン6

隣の水槽では水鳥カイツブリが泳いでいました(この子はお触り禁止)

千歳水族館の体験ゾーン7

ドクターフィッシュの体験水槽も設置されています。

手を入れてみると…、

千歳水族館の体験ゾーン8

群がって古くなった角質を食べてくれます。

この時の感触は何とも言えませんw

水辺の生き物ゾーン(1F)

水辺の生き物ゾーン2

水辺の生き物ゾーンでは、カエル、サンショウウオ、カニなどの水辺付近を中心に生活する生き物を展示しています。

水辺の生き物ゾーン3

その中でも一際大きなスペースで飼育されていて目立つ生き物が、

水辺の生き物ゾーン4

千歳水族館の水辺の生き物ゾーン1

特定外来生物で千歳水族館で唯一の哺乳類のアメリカミンクです。

私が訪れた時間帯はちょうどお昼寝の時間だったようで、愛くるしい寝姿を見ることができました。

タイミングが合えば動画のように泳ぎ回る姿を見学できます。

千歳川ロード(B1)

千歳水族館の千歳川ロード1

千歳水族館の千歳川ロード5

千歳川ロードは、千歳川の上流・中流・下流をイメージした3つの水槽に分かれていて、エリア毎に異なる魚を観察できます。

千歳水族館の千歳川ロード3

千歳水族館の千歳川ロード4

千歳水族館の千歳川ロード6

千歳水族館の千歳川ロード7

ウグイ、エゾウグイ、フクドジョウ、ウキゴリ、シマウキゴリ、イトヨなどが元気に泳ぎ回っています。

上流の清流、街なかをイメージした中流、緩やかな流れの下流といった感じに、魚ごとに生息する環境が異なることを発見できました。

世界の淡水魚ゾーン(B1)

千歳水族館の世界の淡水魚ゾーン5

千歳水族館の世界の淡水魚ゾーン1

こちらでは淡水域を中心に生息する世界の生き物たちが大集合。

千歳水族館の世界の淡水魚ゾーン2

千歳水族館の世界の淡水魚ゾーン3

千歳水族館の世界の淡水魚ゾーン4

千歳水族館の世界の淡水魚ゾーン6

巨大なアリゲーターガーや、アマゾン川のピラニア、エイ・ポルカドットスティングレイなどを観察できます。

これまでのエリアは千歳川や支笏湖をイメージし、身近な生き物が多く飼育されていましたが、こちらのエリアは「世界の淡水魚」ということで雰囲気が一変しました。

かおる

ところどころにベンチが設置されているので休憩ポイントとしても最適です。

水中観察ゾーン(B2)

千歳水族館の水中観察ゾーン

千歳水族館の水中観察ゾーン2

世界の淡水魚ゾーンの脇にB2階に降りるスロープがあります。

プロジェクションマッピングを楽しみながらスロープを下っていくと、

千歳水族館の水中観察ゾーン3

水中観察ゾーンに到着です。

ここは千歳川の左岸に埋め込まれた長さ30mほどの部屋で、縦1m×横2mの7つの窓が設置されていて、窓の向こうに広がるのは本物の千歳川の水中です(日本初の水中観察窓)

千歳水族館の水中観察ゾーン7

千歳水族館の水中観察ゾーン4

千歳水族館の水中観察ゾーン5

千歳水族館の水中観察ゾーン6

春は海へと旅立つサケの稚魚、夏は産卵するウグイの仲間たち、秋は遡上するサケの群れ、冬はサケの産卵行動やその卵を狙って潜水する水鳥など、四季折々に繰り広げられる生き物たちのドラマティックな様子をまるごと覗けてしまいます。

人工の水槽ではなく、本物の千歳川の中ということで、生命の力強さを感じ取れるエリアです。

これぞ千歳水族館の真骨頂。

かおる

自動販売機や椅子が用意されているので、サケを見ながらゆったり休憩できるエリアです。
ライブカメラもあるので興味のある方はご覧ください。

学習ゾーン(2F)

千歳水族館の学習ゾーン

入口から2Fに上がるスロープにあるのが学習ゾーンです。

写真や絵画を飾っていたり、アイヌ文化、ふ化事業を含むサケ漁の歴史などを学べます。

約100人を収容できる学習室も完備しています。

インディアン水車(屋外)

千歳水族館のインディアン水車1

2Fから外に出れるようになっていて※、年間約20万尾のサケを捕獲するインディアン水車を見学できます。

※外に出ると館内に戻ることはできませんのでご注意ください。

千歳水族館のインディアン水車2

千歳水族館のインディアン水車3

水車は毎年7月中旬頃に設置され、8月20日頃に採卵用親魚の捕獲を始め、12月上旬頃に捕獲終了となります。

インディアン水車の様子は千歳水族館公式サイトのライブカメラでも確認できます。

アクアショップCHUM(チャム)(1F)

千歳水族館の売店・お土産屋アクアショップ CHUM(チャム)

千歳水族館の正面入口から入ってすぐに右手にある売店・お土産屋がアクアショップCHUM(チャム)です。

CHUM(チャム)の由来はシロザケの英語名「Chum Salmon」です。

千歳水族館公式サイトにも「店内はとてもコンパクトで、入るのには勇気がいるかもしれませんが、ご来館の記念にぜひお立ち寄り下さい!」と記載がある通り、本当に小さい売店ですw

オリジナルグッズも販売しているので、館内を見終わった後に寄ってみてはいかがでしょうか?

まとめ:千歳水族館は料金以上の見応えのある水族館でした

圧巻の大型水槽と、実際の千歳川の水中を観察できることが魅力の千歳水族館をご紹介しました。

千歳水族館は大人1人800円というリーズナブルな料金ながら、1時間以上滞在してじっくり見て回れるコスパに優れるスポットですので、お近くにお越しの際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

かおる

何度行っても千歳川の中を見れるのは楽しいです!
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