2024年11月、ノーザンホースパークに遊びに行ってきました。
温かい季節は多くの観光客で賑わう施設ですが、今回はあえて雪がちらつく冬に行ってみました。
かおる
お馬さんと触れ合えるのはもちろん、過去にG1を勝利した引退競走馬にも会えることが魅力です!
※撮影許可を得ています。
Contents
ノーザンホースパークのアクセス方法
住所 | 〒059-1361 北海道苫小牧市美沢114-7 |
電話番号 | 0144-58-2116 |
国道36号線(苫小牧方面)経由で道道10号線に入ると案内看板があるので左折します。
しばらく走るとノーザンパークホースが見えてきます。
窓口があるので車に乗ったまま入園料を支払います。
500台を駐車できる駐車場は無料です。

出典:ノーザンホースパーク
新千歳空港交番前より無料シャトルバスを運行しており、パラッツォ・ベガ ポニー館前から新千歳空港行きの無料シャトルバスも運行しています。
ノーザンホースパークの入場料
ノーザンホースパークは2024年11月6日より価格改定されています。
改定前と改定後の入園料を表でまとめました。
改定前料金 | 改定後料金 | |
大人(中学生以上) | 800円 | 1,200円 |
小人(小学生) | 400円 | 600円 |
大人団体 | 700円 | 1,000円 |
改定前料金 | 改定後料金 | |
大人(中学生以上) | 500円 | 700円 |
小人(小学生) | 200円 | 300円 |
大人団体 | 400円 | 600円 |
1年に何度も通いたい方向けに年間パスポートも用意しています。
改定前料金 | 改定後料金 | |
大人(中学生以上) | 1,600円 | 4,800円 |
小人(小学生) | 800円 | 2,400円 |
年間パスポートは3倍値上げされて高く感じますが、1回1回の入園料はまだまだ格安だと言えるでしょう。
また、お得に遊びたい方はアソビューでの入園チケット購入をおすすめします。
アソビューなら入園チケットが最大10%OFFになります。
ノーザンホースパークの営業時間
入園料と同様に営業時間も時期によって異なります。
4/15〜11/5 | 9:00〜17:00 |
11/6〜4/9 | 10:00〜16:00 |
4/10〜4/14 | 休園日 |
冬期は営業時間が短く16時に閉園します。
ノーザンホースパークの全施設をレビュー!楽しみ方教えます
ノーザンホースパーク公式サイトで公開しているマップを元に、私が見れる範囲で回った施設を全てレビューします。

全体マップ
※冬期間に訪れたため、閉鎖中の施設は割愛させていただきます。
スマホのGPS機能をオンにしておけば、現在の位置が表示される便利なマップです。
パラッツォ・ベガ ポニー館

マップの1番です
ハッピーポニーショーを見ることができる建物です。
ハッピーポニーショーのお隣にはお土産やグッズを購入できる「スーベニアショップ」が(冬期限定)、2階にはノーザンホースミュージアム、その他にも、ランドカー、自転車、セグウェイなどをレンタルできる受付があります。
暖かい季節はカフェで軽食やスイーツを食べることができます。
ハッピーポニーショー
かわいいポニーのパフォーマンスを見れるハッピーポニーショー。
1日2回〜3回開催していて、冬期間は11:00と13:00に開催しています。
夏に来た時は座ることができないほどの混雑でしたが、冬はさほど混雑しておらず、立って見る方はほぼいません。
この日の11:00はポニーのメメちゃんの出番でした。
優しい顔つきのポニーちゃんで、お姉さんとのコンビネーションも抜群。
ボールを咥えてバスケットゴールにシュートしたり、
舌をベロっと出した変顔を見せてくれたり、
楽器を演奏するといったパフォーマンスを見せてくれました。
2回目のステージでは小次郎くんの出番でした。
変顔など「静」のパフォーマンスを得意するとメメちゃんに対し、小次郎くんは狭い足場にバランスよく乗ったり、
ハードルをジャンプするといった大技を見せてくれました。
登場するポニーちゃんによって披露するパフォーマンスが異なるので、全てのポニーちゃんを見るために通いたくなりますw
どのポニーちゃんが登場するかは当日のお楽しみです。
ノーザンホースミュージアム
ハッピーポニーショーステージの右手の階段を上るとノーザンホースミュージアムがあります。
鞍、
馬が食べているもの、
馬のお手入れ道具、
蹄鉄、
子どもが遊べる木馬コーナーなどがありました。
馬のぬいぐるみが景品のクレーンゲームがひっそりと置いてありましたが、あいにく100円玉を切らしていてプレイを断念しましたw
スーベニアショップ
お土産・グッズを購入できるスーベニアショップ。
夏期(4月15日〜11月5日)はK’s ガーデン(マップの6番)で営業していますが、冬期はハッピーポニーショーのすぐ隣で営業しています。
人気競走馬のアイドルホースのぬいぐるみ、キーホルダー、コースターなどを購入できます(全部ほしくなる)
ハッピーポニーショーに登場するポニーちゃんグッズも販売していて、
我が家では登場したポニーちゃんのマグネットを購入することがルーティンになっていますw
ノーザンホースパークのオリジナルガチャガチャも設置されていました。
レーザーシューティング
建物隣ではレーザーシューティング、バルーンアーチェリーを楽しめます(馬は一切関係なしw)
今回はレーザーシューティングをやってみました。
500円で12回撃つことができます。
レーザーを照射するおもちゃの銃で、
こちらの的を狙います。
遊び終わるとスコア表が出力されます。
私はトータル50点で「安定感バツグンタイプ」でした。
うまい方であれば150点以上記録するようです(50点で安定感バツグンとは一体w)
K’s ガーデン

マップ6番です
駐車場隣にある建物がK’s ガーデンです。
中ではガーデンレストラン、カフェ、スーベニアショップが営業していますが、冬期間は建物が閉鎖されていて入ることができません。
冬期はレストランがディアド ブエナビスタに、スーベニアショップがパラッツォ・ベガ ポニー館に場所を変えて営業しています。
バックヤードグリル

マップの7番です
バックヤードグリルは団体客用のバーベキューレストランです。
座席数は500席、ジンギスカンや旬の野菜を楽しむことができます。
パドック1〜3

マップの8番です
パドック1・パドック2・パドック3のエリアにそれぞれ分かれています。
お馬さんを至近距離で観察できます。
一応撫でることもできますが、「馬は噛みつくことがあります。ふれあう際は充分にご注意ください。」という看板も設置されていましたw
そしてそして、パドック2には、
ディープインパクトやブラックタイドのお母さんとして有名な名牝ウインドインハーヘアがいました!
前回は目の前まで来てくれたのでツーショット写真を撮影できましたが、今回は餌に夢中なのかまったく動かずw

ポニーと一緒に過ごすウインドインハーヘア
2024年2月に33歳の誕生日を迎えたウインドインハーヘア、今後も元気に長生きしてほしいですね。
観光馬車・観光ひき場

マップの12番と13番です
こちらのエリアでは観光馬車に乗ったり観光ひき馬を楽しめます。
観光馬車は大人(中学生以上)800円、小人(3歳〜小学生)が500円。
観光ひき馬は1人乗り1,200円、2人乗り1,500円です。
チケットを券売機で購入します。
雪が少し積もった影響で観光馬車は営業していなかったので、観光ひき馬を体験しました。
スタッフさんから「100kg以上の人は乗れません」「必ずヘルメット着用」などの注意事項の説明を受けたら、お馬さんに乗ります。
今回乗せてくれたのはティモテくん22歳(見た目若い!)
スタッフさんが引いてくれるので初心者・未経験者でも安心です。
コース一周だいたい3分程度で終わります。
乗り終わると「お写真できていますよー」と教えてくれました。
コース途中にカメラマンさんが待機していて、乗馬している様子を撮影してくれていました。
写真の下にはQRコードが印刷されていて、画像をスマートフォンで保存できるようになっています。
「写真もらえるんだ、すごいなー」と感心していたら、
スタッフさん「1,200円になります」
まさかの有料w
事前説明で写真の件は一切ありませんでしたし、なんだか買わないといけない雰囲気だったので1,200円払いましたw
フサイチペガサス像

マップの17番です
金ピカのフサイチペガサス像。
ケンタッキーダービーを制覇した名馬ですね。
2006年にオーナーよりノーザンホースパークに寄贈され、現在では写真映えする人気のスポットになっています。
ディアド ブエナビスタ

マップの5番です
ディアド ブエナビスタは、社台グループの誕生・発展や馬の歴史を紹介する資料館「ホースギャラリー」と、ガーデンレストランが入っている建物です。
※ガーデンレストランは冬期のみ。冬期以外はK’s ガーデン内で営業しています。
ホースギャラリー
1階は主にサンデーサイレンスの歴史を紹介しています。
また、数々の有名馬が獲得した栄光品も展示されています。

オルフェーヴル

ブエナビスタ

ジェンティルドンナ

モーリスの香港チャンピオンズマイル優勝トロフィ
2階はディープインパクトに関する資料や栄光品が展示されていました。
クラシック三冠を達成した時のVTRが流れていて、思わず立ち止まって見てしまいます。
そして、ディープインパクトエリアの横にはセレクトセールの展示スペースがあり、鑑定台のレプリカが設置されています。
レプリカは扉が開くようになっていて、
鑑定人の視界を再現できます。
「ハンマーが落ちます。ターーンッ!」という遊びもできます(周りに他の客がいなければ)
ガーデンレストラン
ガーデンレストランでは本格的な和洋食に舌鼓を打てます。

油揚げと長葱のきざみそば(1,100円)
北海道産そば粉を使った手打ちそばを特に推していて、実際に注文している方が多くいました。

鶏むね肉のカレー(1,300円)
カレーは程よい辛さと、さっぱりとした後味の鶏むね肉が相性抜群、すぐに食べきってしまいましたw
観光地価格もあり、決して安いわけではないですが、ボリュームがありお腹が満たされました。
きゅう舎

マップの11番付近です
競馬ファンが最もワクワクするエリアがきゅう舎です。
外で思い思いに過ごす馬を見ることができ、近づいてきてくれる懐っこい馬もいるので、撫でてスキンシップを図れます。
そして、ここではJRAで活躍した引退競走馬を間近で見れてしまいます!
各きゅう舎にいる引退競走馬を一覧にしました。
きゅう舎2 | ・キンシャサノキセキ ・セダブリランテス ・フォゲッタブル ・ラストインパクト |
きゅう舎3 | ・オーソリティ ・グレンツェント ・ブラストワンピース ・ミッキースワロー ・モンドインテロ ・ユーキャンスマイル ・レインボーライン ・ワールドエース |

キンシャサノキセキ
高松宮記念を連覇したキンシャサノキセキ、

ブラストワンピース
有馬記念の勝ち馬で現在は馬術で活躍しているブラストワンピース、

レインボーライン
天皇賞・春を制したステイゴールド産駒のレインボーライン(一番テンション上がったw)、

ラストインパクト
京都大賞典、金鯱賞の勝ち馬で2015年ジャパンカップ2着のラストインパクト、

セダブリランテス
ラジオNIKKEI賞、中山金杯を制したセダブリランテス、
きさらぎ賞3着、京都新聞杯3着のロイカバード、

ミッキースワロー
セントライト記念、日経賞の勝ち馬ミッキースワロー、

ワールドエース
読売マイラーズカップを制したワールドエース、

お尻を向けているオーソリティ
報知弥生ディープ記念やアルゼンチン共和国杯などを制したオーソリティ、
その他に、フォゲッタブル、グレンツェント、モンドインテロ、ユーキャンスマイルなどを見学できました。
いたずら防止のためか、上記の馬の柵は細かい格子状になっていて撮影しにくいことが難点でしたが、G1・重賞を勝利した名馬に会えるのは胸が高鳴りました。
売店で販売しているにんじんクッキーを購入し、お馬さんたちにあげることも可能です。
ブラストワンピースとキンシャサノキセキの食いっぷりが特に良かったですw
ライディングエリア

マップの9番です
こちらはライディングエリアです。
乗馬を練習できそうな広大なエリアです。
客席が用意されているこちらのエリア、この日は馬がおらず、何のイベントも開催されていません。
看板にはハッピーポニーショーの開催時間が貼り出されていました。
あたたかい北風

マップの15番です
乗馬を楽しむ人を見守るように設置されているあたたかい北風。
ノーザンファーム・ノーザンホースパーク代表取締役 吉田勝己さんがモデルの像が設置されています。
隣に座って撮影するスポットとして有名ですね。
隣にはディープインパクトの銅像も設置されていました。
ディープインパクトゲート

マップの4番です
案内に従いウッドデッキの道を進んで行くと、
2023年5月に完成し2023年6月9日より一般公開を開始したディープインパクトゲートにたどり着きます。
日本の競馬を盛り上げ輝かしい雄姿を見せてきたディープインパクトの軌跡を感じていただけるモニュメント建造のプロジェクトを、オーナーである金子真人ホールディングス株式会社 代表取締役 金子真人氏の協力のもと、スタートさせました。
制作にあたり、イタリアを拠点に活動する北海道美唄市出身の彫刻家 安田侃(かん)氏を迎え、「意心帰(いしんき)」と「天聖(てんせい)」という同氏の代表作を訪れた人々に自由に見て、触れて、感じていただくことをコンセプトに造られました。
引用:PRTIMES
雪支度なのかゲートに何か被せられていますね。
夏に来た時の写真がこちら。
天気が良ければとても綺麗な写真を撮影できます。
運が良ければ放牧された馬も一緒に撮影することができ、ノーザンホースパークの新たな映えスポットになっています。
ノーザンホースパークの滞在時間(所要時間)は?
私は全ての施設(ドッグランと冬期閉鎖施設除く)を見回って、レストランで食事をし、ハッピーポニーショーを2回(11:00と13:00)と観光ひき馬を体験しました。
ノーザンホースパークに到着したのが10:55、後にしたのが14:40なので、4時間弱滞在させてもらいました。
広大な面積なので、ザッと流し見しても1時間は確実にかかるでしょう。
まとめ:ノーザンホースパークは訪れる度に違った魅力を発見できる
ノーザンホースパークは、前回とは違うポニーのショーを見れたり、前回は見ることのできなかった引退競走馬に会えるなど、同じ施設でも日によって違う魅力を感じさせてくれます。
私のような競馬ファンはもちろん、お馬さん好きの方であれば楽しめると思いますので、ぜひ足を運んでみてください。
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